なぜ新患獲得だけでは院が安定しないのか
集客に力を入れて新患が増えても、「1回来てそれっきり」という患者さんが多いと売上は安定しません。整体院経営において、リピート率は新患獲得と同じかそれ以上に重要な指標です。
一般的に整体院のリピート率(初回来院後に2回以上来院する割合)の業界平均は40〜50%程度と言われています。これを60〜70%以上に引き上げるだけで、新患獲得コストをかけずに売上を大きく伸ばすことができます。
リピート率が低い院に共通しているのは、「施術は良いのに仕組みがない」という状態です。良い施術を提供しているのに、患者さんが次の来院を決める仕組みが整っていないために離脱してしまっています。
ステップ1:施術中に「次回の必要性」を伝える

リピート率向上の第一歩は、施術中・施術後のコミュニケーションです。
「今日はここが硬くなっていたので〇〇をしました。この状態を維持するには〇週間後にもう一度来ていただくと効果的です」という具体的な説明があるかないかで、患者さんの再来院意向は大きく変わります。
ポイントは「また来てください」ではなく、「なぜ次回が必要なのか」を医学的・身体的根拠とともに伝えることです。患者さん自身が「また来たほうがいい」と納得することが重要です。
ステップ2:次回予約をその場で取る
施術後に「よかったらまたご予約ください」と言うだけでは、予約率は大幅に下がります。
次回予約をその場で提案する院としない院では、リピート率に20〜30%の差が出るというデータがあります。「次は〇週間後の〇曜日あたりはいかがですか?」と具体的に提案するだけで、患者さんは格段に予約しやすくなります。
予約管理システムを導入している院では、施術後すぐにその場でスマートフォンから次回予約を完了させる運用も効果的です。
バディフルの支援事例
バディフルではこれまで500院近くの集客・経営サポートを行ってきた中で、「新患は来るのにリピートしない」という課題を抱える院に対して、以下のようなサポートを実施しています。
支援内容の例:
– 施術後トークスクリプトの作成(次回来院の必要性を伝える言い方)
– 次回予約率を上げる院内フローの設計
– LINE公式アカウントを使ったリマインド・フォローアップ配信の仕組み化
実際の結果:
– 支援開始から3ヶ月でリピート率が43%→67%に改善
– 月間の延べ来院数が増加し、新患獲得コストをかけずに売上が1.4倍に
– スタッフ全員が同じトークができるようになり、院長不在でもリピート率が維持
※院名・個人情報は守秘義務のため非公開としています。詳しくはお問い合わせください。
ステップ3:LINE公式アカウントで来院後フォローをする
来院後のフォローアップは、離脱防止に非常に効果的です。
施術翌日に「昨日はご来院ありがとうございました。本日の体の状態はいかがでしょうか?」とLINEで一言送るだけで、患者さんの満足度と次回来院率が大きく上がります。
さらにLINE公式アカウントでは、来院後1週間・2週間のタイミングで自動配信メッセージを設定することができます。「そろそろ体が気になってきた頃ではないでしょうか」といったメッセージは、来院を迷っている患者さんの背中を押す効果があります。
ステップ4:回数券・コースで来院習慣をつける
単発の都度払いだけでなく、回数券やコースメニューを用意することでリピート率は大幅に向上します。
回数券を購入した患者さんは、購入していない患者さんと比べてリピート率が2倍以上になるというデータがあります。「5回券を購入いただくと1回分お得になります」という提案は、患者さんにとっても来院コストが下がるメリットがあります。
ステップ5:定期的な情報発信で院との接点を維持する
来院していない期間も、患者さんとの関係を維持することが重要です。
LINEやInstagramを通じて、セルフケアの方法・季節ごとの体の悩み・院のお知らせなどを定期発信することで、患者さんの「忘れられない存在」になることができます。
「この整体院はいつも役立つ情報を送ってくれる」という印象が積み重なることで、体に違和感を感じたときに「あの院に行こう」と思い出してもらいやすくなります。
まとめ
リピート率向上のための5つのステップを振り返ります。
- 施術中に「次回の必要性」を具体的に伝える
- 次回予約をその場で提案・取得する
- LINE公式アカウントで来院後フォローをする
- 回数券・コースメニューで来院習慣をつける
- 定期的な情報発信で院との接点を維持する
新患獲得と並行してこれらの仕組みを整えることで、売上の安定性は大きく変わります。バディフルでは院の状況に合わせたリピート率改善のサポートも行っています。まずはお気軽にご相談ください。