整体院の売上は3つの数字で決まる
整体院の月間売上は、次のシンプルな計算式で表せます。
月間売上 = 来院数 × 客単価 × リピート率
多くの院長が「売上を上げるために新患を増やす」ことだけに集中しますが、実はこの3つを少しずつ改善する方が、費用対効果が高く安定した経営につながります。
たとえば、現在の数字がこうだとします:
– 月間来院数:80回(新患10名×既存患者70回)
– 客単価:5,000円
– 月間売上:40万円
この状態から、3つの要素をそれぞれ10%ずつ改善すると:
– 来院数:88回 × 客単価5,500円 = 48.4万円(+21%増)
新患だけを10%増やした場合より、はるかに大きな効果があります。
アプローチ1:来院単価を上げる

客単価を上げるもっとも効果的な方法は「コース化・パッケージ化」です。
単発施術より継続コースが効果的な理由:
– 患者にとって「1回で治らないかも」という不安が解消される
– 院にとってキャッシュフローが安定する
– キャンセル率が下がる
コース設計の例:
– 腰痛集中ケアコース:月4回 × 5,000円 = 月20,000円(単発の4回分より2,000円お得)
– 姿勢改善3ヶ月プログラム:週1回×12回 = 一括60,000円(→ 月20,000円のサブスク型も可)
初回施術時に「症状の改善には最低○回の施術が必要です」と丁寧に説明し、コースへの案内をする習慣を作りましょう。
アプローチ2:リピート率を上げる
整体院の平均リピート率は40〜50%と言われています。これを60〜70%に改善するだけで、集客費用をかけずに売上が大幅に上がります。
リピート率改善の3つの施策:
- 次回予約を施術後に取る:帰り際に「次回はいつ頃お越しになりますか?」と声をかける。この一言だけで再来院率が大きく変わる
- LINEステップ配信で施術後フォローを自動化:来院翌日・1週間後・2週間後にメッセージを送る
- 患者の変化を可視化する:「初回と比べてここまで改善しました」と数値や写真で伝える
アプローチ3:新患獲得コストを下げる
新患を増やすことと同時に、新患1人を獲得するためのコストを把握・改善することも重要です。
新患獲得コストの計算方法:
– 広告費(月) ÷ 広告経由の新患数 = 新患1人あたりのコスト
たとえば月5万円の広告費で新患5名なら、1名あたり10,000円のコストです。これが高いか低いかは、その患者が生涯で支払う金額(LTV)との比較で判断します。
整体院の場合、リピートが続けば1人の患者から年間10〜20万円の収益が期待できます。獲得コストが10,000円なら十分なリターンです。
バディフルの支援事例
バディフルではこれまで500院近くの集客・経営サポートを行ってきた中で、「集客はできているのに利益が残らない」という課題を抱える院に対して、以下のようなサポートを実施しています。
支援内容の例:
– 3指標(来院数・客単価・リピート率)の現状分析と目標設定
– コース・パッケージメニューの設計と価格設定
– 施術後の次回予約案内トークスクリプトの作成
実際の結果:
– コース化導入後、客単価が月5,000円→8,500円に改善
– 施術後の次回予約取得率が23%→61%に向上
– 新患獲得数を増やさずに月売上が42万円→71万円に増加(6ヶ月後)
※院名・個人情報は守秘義務のため非公開としています。詳しくはお問い合わせください。
まとめ:売上改善の3ステップ
- まず現状の数字(来院数・客単価・リピート率)を把握する
- 最もインパクトの大きい指標から1つ改善施策を実行する
- 1ヶ月後に数字を再確認し、次の改善施策に移る
「集客だけ頑張っても売上が伸びない」という状況から抜け出すには、経営の数字を正確に把握することが第一歩です。バディフルでは数字の分析から改善計画の実行まで一貫してサポートしています。まずはお気軽にご相談ください。