整体院の記事がGoogleに表示されない原因|Search Consoleでインデックス未登録を直す手順
この記事の目次(8項目)
整体院のブログがGoogleに出ないときは、Search Consoleでインデックス未登録の理由を確かめ、原因ごとに直すのが近道です。
- 整体院の記事が検索結果に出ない3つのパターンと、その見分け方
- Search Consoleの「ページ」レポートとURL検査ツールで未登録の理由を調べる方法
- 「クロール済み – インデックス未登録」「重複」など、未登録の理由ごとの原因と直し方(比較表)
- WordPressで運営する整体院サイトが、そのまま実行できる7つの手順
- 直しても登録されないときに見直す、記事の中身とスマホ表示のポイント
整体院の記事がGoogleに表示されない3つのパターン
「症状の記事を書いたのに、院名で検索しても出てこない」。整体院の院長からよく聞く相談です。検索結果に出ない状態は、大きく次の3つに分けられます。
- パターン1:Googleがまだ記事を見つけていない(クロールされていない)
- パターン2:見つけたが、検索結果に載せる対象から外している(インデックス未登録)
- パターン3:載ってはいるが、順位が低くて目に入らない(インデックス済み・低順位)
パターン3は記事のリライトや内部リンクで順位を上げる話になります。一方、パターン1と2は、そもそも検索の土俵に上がっていない状態です。どれだけ良い記事を書いても、インデックスされていなければ1件も検索流入は生まれません。
なお、Googleは公式ドキュメント「Google検索の仕組み」の中で、すべてのページのクロールやインデックス登録、表示を保証するものではないと明記しています。つまり「公開すれば自動で検索に出る」わけではなく、Googleに選ばれる状態を院側で整える必要があります。
Search Consoleでインデックス未登録の整体院記事を見つける方法
どのパターンに当てはまるかは、Googleが無料で提供するSearch Consoleで確かめられます。まだ登録していない場合は、先にサイトの所有権の確認を済ませましょう。WordPressなら、Rank MathやYoast SEOなどのSEOプラグインから確認コードを入れるだけで設定できます。
「ページ」レポートで未登録の理由を一覧にする
左メニューの「インデックス作成」→「ページ」を開くと、登録済みのページ数と未登録のページ数がグラフで表示されます。その下の「ページがインデックスに登録されなかった理由」に、未登録の理由ごとの件数が並びます。理由をクリックすると、該当するURLの一覧が見られます。Search Consoleのデータは最大16ヶ月分保存されるため、いつから未登録が増えたかもさかのぼって確認できます。
URL検査ツールで1記事ずつ確かめる
画面上部の検索窓に記事のURLを入れると、URL検査ツールが開きます。「URLがGoogleに登録されていません」と出た場合は、その下の「ページのインデックス登録」欄で、最後にクロールされた日時と、Googleが正規ページとして選んだURLを確認します。「公開URLをテスト」を押せば、今のページをGoogleがどう読み込めるかも確かめられます。
未登録の理由別・原因と直し方の比較表
「ページ」レポートに出る主な理由と、整体院サイトでよくある原因、直し方を表にまとめました。上から順に、院側の設定ミスで起きやすく、すぐ直せるものを並べています。
| Search Consoleの表示 | 主な原因 | 整体院サイトでよくある例 | 直し方 | 優先度 |
|---|---|---|---|---|
| noindexタグによって除外されました | 検索に出さない指定が入っている | WordPressの「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが残っている | 設定を外す。プラグインの記事ごとのnoindex指定も確認する | 最優先 |
| robots.txtによりブロックされました | クロール自体を拒否している | 制作会社がテスト公開時のrobots.txtをそのまま残した | Disallowの記述を見直す | 最優先 |
| 見つかりませんでした(404) | ページが存在しない | 記事のURL(スラッグ)を変えたのに転送設定をしていない | 新しいURLへ301リダイレクトする | 高 |
| ページにリダイレクトがあります | 転送元のURLが登録されている | http→https、www有り→無しへの転送 | 転送先が登録済みなら対応は不要 | 低 |
| 重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません | 似たページが複数あり、Googleが別のページを正規と判断した | 「〇〇市 腰痛」「△△市 腰痛」など地域名だけ変えたページ | ページを統合するか、地域ごとに固有の情報を加える | 高 |
| 検出 – インデックス未登録 | URLは知られているが、まだクロールされていない | 公開直後の記事や、どこからもリンクされていない記事 | 内部リンクとサイトマップを整えて待つ | 中 |
| クロール済み – インデックス未登録 | 読まれたうえで、登録する価値が低いと判断された | 300字ほどの症状ページ、他院と同じような一般論だけの記事 | 院独自の情報を加筆する。必要なければ統合や非公開にする | 高 |
| ソフト404 | 中身がほとんどないページ | 記事が0件のカテゴリーページ、「準備中」のページ | 中身を入れるか、noindexにする | 中 |
表の中で、院長が自分で判断しなければならないのは「重複」と「クロール済み – インデックス未登録」の2つです。どちらも、Googleが「この記事を検索結果に載せる理由が薄い」と判断した状態で、設定を直すだけでは解決しません。
整体院サイトで特に多い3つの原因
原因1:WordPressの「検索エンジンでの表示」設定が残っている
WordPressの管理画面「設定」→「表示設定」にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」に、チェックが入ったままになっているケースです。制作中に入れたチェックを、公開後に外し忘れることがよくあります。この場合、サイト全体が未登録になるため、「ページ」レポートの登録済みページ数がほぼ0件になります。真っ先に確かめてください。
原因2:地域名だけを変えた量産ページ
「〇〇駅 整体」「△△町 整体」のように、地域名だけを差し替えた同じ本文のページを10本、20本と作っている院があります。Googleから見ると、これらはほぼ同じページです。そのため、1本だけが正規ページとして選ばれ、残りは「重複」として未登録になります。地域ページを作るなら、駅からの道順、駐車場の有無、その地域から通う患者さまに多い症状など、そのページにしかない情報を入れましょう。
原因3:中身の薄い症状ページ
「腰痛」「肩こり」「坐骨神経痛」など、症状ごとのページを300字ほどで作っているケースです。原因の一般論と「当院にお任せください」だけでは、他院のページや医療機関の解説ページと比べて載せる理由がありません。院長自身の施術経験、来院時に実際によくある相談、初回の流れなど、経験から書ける内容を加えると、「クロール済み – インデックス未登録」から抜け出しやすくなります。
インデックス未登録を直す7つの手順
ここからは、WordPressで運営している整体院サイトを例に、上から順に進めれば直せる手順をまとめます。
- サイト全体の設定を確かめる:「表示設定」の検索エンジンの項目と、SEOプラグインのnoindex設定を確認します。robots.txtは「ドメイン/robots.txt」をブラウザで開けば中身を見られます。
- 「ページ」レポートで、未登録の理由と件数を書き出す:理由ごとにURLを書き出し、「集客したい記事」と「検索に出なくてよいページ」に分けます。
- 集客したい記事をURL検査ツールで1本ずつ調べる:「公開URLをテスト」で、ページが正しく読み込めるか、正規ページとして選ばれているURLはどれかを確認します。
- 原因ごとに直す:表に沿って、404には301リダイレクト、重複には統合や独自情報の追加、薄い記事には加筆を行います。加筆の目安は、読者の疑問に最後まで答えられているかどうかです。
- 内部リンクを張る:トップページ、症状一覧ページ、関連する記事から、直した記事へリンクを張ります。どこからもリンクされていない記事は、Googleに見つけてもらいにくくなります。
- XMLサイトマップを送る:Search Consoleの「サイトマップ」から、プラグインが作ったサイトマップのURLを送ります。サイトマップ1ファイルの上限は5万URL、または非圧縮で50MBです。整体院のサイトであれば1ファイルで足ります。
- インデックス登録をリクエストし、2〜4週間後に見直す:URL検査ツールで「インデックス登録をリクエスト」を押します。Googleの公式ヘルプでは、再クロールには数日から数週間かかることがあるとされています。1日にリクエストできる件数にも上限があるため、同じURLを何度も送らず、期間をおいて「ページ」レポートで確かめましょう。
直しても登録されない場合に見直すポイント
手順を進めても「クロール済み – インデックス未登録」が減らない場合は、記事の中身とスマホでの見え方を見直します。
まず、スマホでの表示です。Googleは2024年7月5日以降、すべてのサイトをスマートフォン用のGooglebotでクロールしていると公表しています。パソコンでは読めても、スマホで文字が詰まっていたり、表がはみ出したりしていれば評価は下がります。表示速度の目安としては、Googleが示すCore Web Vitalsの基準(LCP 2.5秒以内、INP 200ミリ秒以内、CLS 0.1以下)を参考にしましょう。
次に、記事の信頼性です。施術者の資格、経歴、施術実績を記事内や院長プロフィールで示すと、誰が書いた情報かが伝わります。健康に関わる情報は、特に書き手の経験と根拠が重視されます。
最後に、すべてのページを登録させる必要はない点も押さえておきましょう。タグ一覧、予約完了ページ、問い合わせの送信完了ページなどは、検索に出す必要がありません。こうしたページが未登録なのは正常です。未登録の件数を0にすることではなく、集客したい記事が確実に登録されている状態を目指してください。
バディフルの支援事例
バディフルではこれまで500院以上の整体院・治療院の集客・経営をサポートしてきた中で、「記事は書いているのに検索からの予約が増えない」という相談を数多く受けてきました。調べてみると、記事の半分近くがインデックスされていなかったケースも珍しくありません。
ある地方都市の整体院(院長1名・スタッフ2名)では、公開していた記事約80本のうち、30本以上がSearch Consoleで未登録になっていました。内訳を見ると、地域名だけを変えたページ12本が「重複」、300字前後の症状ページが「クロール済み – インデックス未登録」でした。そこで、地域ページは主要な3エリアに統合し、症状ページには院長の施術経験や初回カウンセリングでよくある質問を加筆しました。あわせて症状一覧ページからの内部リンクを整えた結果、3ヶ月で未登録の記事は10本以下に減り、検索から入った方の予約数は月4件から月11件に増えました。
AIによる検索の要約が広がる中でも、複数院の支援を通じて私たちが確信しているのは、地道なコンテンツの更新とMEOの強化こそが最も効果のあるAEO(AI検索への対策)になる、ということです。インデックスされた記事と、整ったGoogleビジネスプロフィールの両方がそろって、はじめてAIにも検索にも引用される土台ができます。
よくある質問(FAQ)
- Q: 新しく書いた記事は、どのくらいでインデックスされますか?
- A: Googleの公式ヘルプでは、再クロールには数日から数週間かかることがあるとされています。公開直後に未登録でも慌てず、内部リンクとサイトマップを整えたうえで2〜4週間待ち、URL検査ツールで状態を確かめましょう。
- Q: インデックス登録をリクエストすれば、必ず登録されますか?
- A: 必ずではありません。リクエストはクロールを促すだけで、登録するかどうかはGoogleが中身を見て判断します。重複や内容の薄さが原因なら何度送っても変わらないため、先に加筆や統合をしてから1回だけリクエストしましょう。
- Q: 「〇〇市 整体」のような地域別ページを複数作るのは問題ですか?
- A: 地域名だけを差し替えた同じ内容のページは、重複とみなされて未登録になりやすいです。地域ごとに道順、駐車場、その地域の患者さまに多い症状など固有の情報を入れるか、1ページにまとめた方が評価されやすくなります。
- Q: 未登録のページが多いと、サイト全体の評価が下がりますか?
- A: タグ一覧や予約完了ページなど、検索に出す必要のないページが未登録なのは正常です。困るのは、症状の解説や料金ページなど集客したい記事が未登録の場合です。件数よりも、どのページが未登録かを見て優先順位をつけましょう。
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