本文へスキップ
無料デモを予約する
SNS集客

整骨院・接骨院のインスタ運用で注意する広告表現|柔整法に触れない投稿の作り方

約9分で読めます バディフル編集部

この記事の目次(6項目)
  1. 整骨院のインスタは広告規制の対象になるのか
  2. インスタで違反になりやすい投稿表現と言い換え例
  3. 柔整法に触れないインスタ投稿の作り方
  4. 表現チェックを続けるための運用体制
  5. バディフルの支援事例
  6. よくある質問(FAQ)

整骨院のインスタ投稿も広告規制の対象になり得ます。柔道整復師法・景品表示法・ステマ規制に触れやすい表現と、違反しない投稿の作り方を院長目線でまとめました。

この記事でわかること

  • 整骨院・接骨院のインスタ投稿が「広告」とみなされる条件と、関係する3つの法律
  • 「治る」「保険で整体」など、違反につながりやすい投稿表現10例と言い換え例
  • リール・ストーリーズ・口コミ紹介・プロフィールで気をつけたい点
  • 投稿前に確認する5ステップのチェックリストと、運用体制の作り方
結論:整骨院のインスタ投稿も柔道整復師法第24条の広告規制の対象になり得ます(違反すると30万円以下の罰金)。効果を言い切る表現と保険の誤った案内を避け、事実を伝える投稿に絞るのが基本です。

整骨院のインスタは広告規制の対象になるのか

「インスタは広告ではなく情報発信だから大丈夫」と考える院長は少なくありません。ただし、行政が広告かどうかを判断するときは、一般に次の3つの要件で見ます。医療広告ガイドラインで示された考え方で、柔道整復の施術所でも目安として使われています。

  • 誘引性:来院させようとする意図がある
  • 特定性:院名や施術者の名前が分かる
  • 認知性:不特定の人が見られる状態にある

院名でアカウントを作り、プロフィールに予約リンクを置いて公開で投稿していれば、3つすべてに当てはまる可能性が高いと言えます。国内のInstagram利用者は月3,300万人(2019年6月、Facebook Japan発表)にのぼり、誰でも見られる場所だからこそ、チラシや看板と同じ目線で表現を確認する必要があります。

押さえておきたい3つの法律

  • 柔道整復師法:第24条で、広告してよい事項を「柔道整復師である旨と氏名・住所」「施術日と施術時間」「厚生労働大臣が指定する事項」に限っています。違反すると第30条により30万円以下の罰金です。
  • 景品表示法:実際より良く見せる表示(優良誤認)や、お得に見せる表示(有利誤認)を禁じています。課徴金は対象売上の3%で、2024年10月1日施行の改正では、悪質な場合に100万円以下の罰金を直接科せる規定が新しく加わりました。
  • ステマ規制:2023年10月1日から、広告であることを隠した表示が景品表示法の不当表示に加わりました。2024年6月に出た初めての措置命令は、口コミ投稿と引き換えに割引をしていた医療法人のクリニックが対象でした。

柔道整復の施術所は全国に5万か所以上あり(厚生労働省「衛生行政報告例」)、地域内での競争が激しい業種です。それだけに、目立つ表現で差をつけたくなりますが、ここで表現を誤ると、保健所の指導や患者さんからの信頼低下につながります。

インスタで違反になりやすい投稿表現と言い換え例

支援の現場で特によく見かける表現を10例に整理しました。左の表現を使っている投稿があれば、優先して見直してください。

違反になりやすい表現 問題になる理由 言い換えの例
「腰痛が1回で治る」 効果を言い切っており、優良誤認にあたるおそれ 「腰の張りが気になる方の施術の流れを紹介します」
「骨盤矯正でマイナス5kg」 施術効果を数字で約束している 自宅でできる骨盤まわりのストレッチ動画
「どこへ行っても治らなかった症状も」 他院と比べて優れていると根拠なく示している 院の施術方針や問診で大切にしていることを説明する
「肩こり・腰痛も保険OK」 慢性的な症状は療養費の対象外で、誤解を招く 「急なケガ(打撲・捻挫など)は健康保険が使える場合があります」
「地域No.1」「市内最安」 根拠がない最上級の表現 調査の根拠を示せない限り使わない
ビフォーアフター写真に「たった3回で」 誰でも同じ効果が出ると誤解させる 同意を得たうえで姿勢チェックの様子を載せ、個人差がある旨を書く
患者の声「1回で痛みが消えた」 体験談で効果を保証している 通いやすさ・説明の分かりやすさ・院の雰囲気についての声を載せる
口コミ投稿者だけ割引(表示なし) ステマ規制に触れるおそれ 見返りを付けない。付ける場合は「PR」を明示する
「今だけ初回0円」が何か月も続く 期限のない「今だけ」は有利誤認 期間と条件を具体的に書く
「自律神経失調症・うつに効果」 病名を挙げた効能表示で、医療と誤認させる 病名・診断名を挙げない

柔道整復師法は、条文の文言だけ見ればかなり厳しい規制です。実際の指導の進め方は自治体ごとに差があるため、判断に迷う表現は、管轄の保健所に事前に相談するのが確実です。

柔整法に触れないインスタ投稿の作り方

投稿テーマは「効果」ではなく「情報」と「人」を軸にする

規制を気にして投稿をやめてしまうと、院のことが伝わらなくなります。効果をうたわずに来院の後押しになるテーマは、次のとおりです。

  • デスクワーク中に1分でできるストレッチなどのセルフケア
  • 院長・スタッフの人柄や資格、施術への考え方
  • 院内の衛生対策、ベッドまわり、着替えスペースの紹介
  • 受付時間・休診日・予約方法・駐車場の案内
  • 初めて来院したときの流れ(問診から会計まで)

特に「初めての流れ」は、新しい患者さんの不安を減らす効果が大きく、保存数が伸びやすいテーマです。

リール・ストーリーズ・プロフィールごとの注意点

リールはテロップに「劇的改善」などの強い言葉を入れがちです。最初の3秒で目を引くなら、症状の改善ではなく「この姿勢、心当たりありませんか?」のような問いかけを使いましょう。ストーリーズは24時間で消えますが、表示している間は広告として扱われます。ハイライトに残すものは特に見直してください。プロフィール文やリンク先の予約ページも同じ規制の対象です。投稿だけ直して、プロフィールに「根本改善」と残っているケースはよくあります。

投稿前の5ステップチェックリスト

  1. 「治る」「改善」「効く」「必ず」など、効果を言い切る言葉が入っていないか
  2. 保険が使えるのは急なケガなどに限られることを、正しく書けているか
  3. 患者さんの写真・声を載せる場合、書面で同意を取り、効果を約束する内容になっていないか
  4. キャンペーンの期間・条件・料金を具体的に書いているか
  5. 見返りを渡した投稿やタイアップ投稿に「PR」と表示しているか

この5項目を投稿テンプレートの最後に貼っておき、投稿する人が毎回チェックする運用にすると、確認漏れが目に見えて減ります。

表現チェックを続けるための運用体制

規制を意識した投稿づくりは、慣れるまで1本あたりの時間が長くなります。まずは月4本ほどのペースで、院長かスタッフ1人が投稿を作り、もう1人が上のチェックリストで確認する二重チェックから始めるのがおすすめです。企画から表現チェックまで院内で手が回らない場合は、整体院のインスタ運用代行(月25,000円)のように、フィード・リールの制作やプロフィール導線の整備を任せる方法もあります。自院で続けるか外部に任せるかは、施術に使える時間とのバランスで決めましょう。

バディフルの支援事例

バディフルではこれまで500院以上の整体院・治療院の集客・経営をサポートしてきた中で、インスタの表現を見直す相談も増えています。ある関東の整骨院(院長とスタッフ2名)では、過去120件の投稿のうち38件に「治る」「保険で肩こりも」などの表現が含まれていました。該当する投稿をアーカイブし、セルフケア・スタッフ紹介・初めての流れを中心にした投稿へ切り替えました。あわせてプロフィールから公式LINEへの導線を整えた結果、3か月でプロフィール経由のLINEクリック率が6%から14%に上がり、月の新患数は9人から15人に増えました。

支援を通して見えてきたのは、公式LINEのクリック率が20%を超えると改善のPDCAが自然に回り始めるということです。逆に10%未満の院では、投稿を増やす前に導線を整えることが先です。また、地方の一人院長の院では、SNSよりMEO(Googleマップ対策)やホームページに集中した方が集客の改善につながるケースが増えています。限られた時間をどこに使うか、見直しの相談が増えています。インスタは「やらなければいけないもの」ではなく、院の状況に合わせて力の入れ方を決める手段の1つと考えましょう。

よくある質問(FAQ)

Q: 院長の個人アカウントで投稿すれば広告規制の対象外になりますか?
A: 個人アカウントでも、院名が分かり来院を促す内容であれば、広告と判断される可能性があります。アカウントの名義ではなく投稿の中身で判断されるため、院のアカウントと同じ基準で表現を確認するのが安全です。
Q: 患者さんの口コミや感想をインスタで紹介してもよいですか?
A: 書面で同意を取ったうえで、通いやすさや説明の丁寧さなど、効果を保証しない内容に絞れば紹介しやすくなります。「1回で治った」のように効果を言い切る声は、本人の感想でも載せない方が無難です。
Q: 過去の投稿に違反しそうな表現があった場合、どうすればよいですか?
A: 削除ではなく、まずアーカイブ機能で非表示にすると、後から戻せて安心です。プロフィール文・ハイライト・リンク先の予約ページもあわせて見直し、判断に迷う表現は管轄の保健所に相談しましょう。
Q: 自費の整体メニューなら、柔道整復師法の広告規制は関係ありませんか?
A: 整骨院の院名で発信している以上、自費メニューの投稿でも施術所の広告と見られる可能性があります。また、景品表示法やステマ規制は保険・自費に関係なく適用されるため、効果を言い切る表現は避けましょう。

関連コラム

集客・経営でお悩みの院長様は、バディフルへの無料相談からお気軽にご連絡ください。

バディフルの予約画面

集客の次は、予約とリピートを仕組みに。

予約・カルテで500院以上の院を支えています。

無料デモを予約する 料金を見る
この記事の施策を、まるごと任せるなら Instagram自動化 フィード月8本・リール月4本の投稿を代行 内容と料金を見る

バディフル編集部

整体院・治療院の予約システム「バディフル」を運営する株式会社co-nectの編集チーム。500院以上の予約・カルテの運用支援で見えた実務を、院長向けにまとめています。

公式Xで毎日発信中(@co_bdfull)

あわせて読みたい

コラム一覧へ