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公式LINEの運用は外注すべき?整骨院・整体院が代行に任せる範囲と月額の目安

約9分で読めます バディフル編集部

この記事の目次(8項目)
  1. 整骨院・整体院が公式LINEに力を入れる理由
  2. LINE公式 運用代行に任せられる範囲
  3. 自分で運用・一部外注・フル代行の月額比較
  4. 自分で公式LINEを運用する6ステップ
  5. 外注すべきか判断するチェックリスト
  6. 代行会社を選ぶときの注意点
  7. バディフルの支援事例
  8. よくある質問(FAQ)

LINE公式の運用代行を使うべきか迷う整骨院・整体院の院長向けに、任せる範囲と月額の目安、自分で回す方法を整理します。

この記事でわかること

  • 公式LINEの運用で、代行に任せられる作業と院長が残すべき作業
  • 自分で運用・一部外注・フル代行の3通りを、月額と院長の作業時間で比べた表
  • LINE公式アカウント自体の料金プランと、友だち数ごとに必要なプランの考え方
  • 自分で運用を始める6ステップと、外注すべきか判断するチェックリスト
  • 配信の見直しで再来院につながった、バディフルの支援事例
結論:整骨院のLINE公式運用代行は月2.5万〜10万円が中心です。月8〜12時間の配信作業を施術に回せるなら外注、友だち100人未満なら自分で運用から始めるのが目安です。

整骨院・整体院が公式LINEに力を入れる理由

LINEの国内月間利用者数は9,700万人以上です(LINEヤフー社公表、2024年時点)。電話やメールより患者さんが普段から開くアプリなので、予約の案内や来院後のフォローが届きやすい連絡手段です。

整骨院・整体院で公式LINEが効くのは、主に次の3つの場面です。

  • 初回来院後のフォロー:施術の2〜3日後に「その後の体の状態」を聞くメッセージを送り、2回目の予約につなげる
  • 休眠患者の掘り起こし:最終来院から2〜3ヶ月たった患者さんに、季節の不調やセルフケアの情報を送る
  • 予約の受付と変更:電話に出られない施術中でも、リッチメニューから予約ページへ案内できる

一方で、アカウントを作っただけで配信が止まっている院も少なくありません。友だち数が増えても配信がなければ、患者さんとのつながりは生まれません。外注するかどうかは「配信を続けられるか」で考えるのが現実的です。

LINE公式 運用代行に任せられる範囲

運用代行が引き受ける作業は、大きく「初期構築」と「毎月の運用」に分かれます。

初期構築(最初の1〜2ヶ月)

  • あいさつメッセージ(友だち追加直後に届く文面)の作成
  • リッチメニュー(画面下のボタン)の設計と画像制作
  • ステップ配信(友だち追加からの日数に応じた自動配信)のシナリオ作成
  • 症状や来院回数で患者さんを分けるタグの設計

毎月の運用

  • 一斉配信の文面・画像の作成と予約投稿
  • 開封率・クリック率・ブロック率の集計と改善提案
  • 季節の不調(梅雨のだるさ、夏の冷房肩こり、年末の腰痛など)に合わせた配信テーマの企画

反対に、院長が手放さないほうがよいのは「施術方針や症状に関する表現の最終確認」と「個別の患者さんへのチャット返信」です。症状の説明は柔道整復師法や医療広告の考え方に触れることがあり、患者さん一人ひとりの体の相談は院の責任で答える必要があるためです。

自分で運用・一部外注・フル代行の月額比較

LINE公式アカウント自体の料金は、2023年6月の料金改定以降、無料のコミュニケーションプラン(月200通まで)、ライトプラン月5,000円(月5,000通まで)、スタンダードプラン月15,000円(月30,000通まで・追加配信可)の3つです(いずれも税別、LINEヤフー社公表)。通数は「友だち数×配信回数」で数えるため、友だち200人に月8回送ると1,600通になり、無料プランでは足りずライトプランが必要です。

この利用料とは別に、運用を誰が担うかで費用と手間が変わります。代行の金額は一般的な料金帯の目安です。

運用方法 月額の目安 院長の作業時間 向いている院
自分で運用 0〜5,000円(LINE利用料のみ) 月8〜12時間 友だち100人未満、文章を書くのが苦にならない院長
一部外注(構築だけ依頼) 初期5万〜20万円+月0〜5,000円 月4〜6時間 配信は自分で続けられるが、設計に自信がない院
フル代行(構築+毎月の配信) 月2.5万〜10万円+LINE利用料 月1〜2時間(内容の確認のみ) 友だち200人以上、施術で予約枠が埋まっている院

判断の目安になるのが、院長の作業時間を施術売上に置き換える考え方です。施術単価5,000円で1時間に2人診られる院なら、院長の1時間は約1万円分の売上に当たります。月10時間を配信作業に使うと、約10万円分の施術時間を手放している計算です。予約が埋まっている院ほど、外注のほうが得になりやすくなります。

自分で公式LINEを運用する6ステップ

まずは自分で回してみて、続けられるかを確かめるのも一つの方法です。次の順番で進めると、最初の1ヶ月で最低限の形が整います。

  1. あいさつメッセージを整える:院の紹介、予約方法、よくある質問の3点を200字程度にまとめる
  2. リッチメニューを6ボタンで作る:「予約する」「料金」「アクセス」「症状別の案内」「セルフケア動画」「問い合わせ」を並べる
  3. 院内で友だち追加を案内する:受付にQRコードを置き、初回の問診票を書くタイミングで声をかける
  4. ステップ配信を3通だけ作る:来院翌日・3日後・14日後に、体の状態の確認と次回予約の案内を送る
  5. 一斉配信を月2〜4回から始める:季節の不調とセルフケアを中心に、予約の案内は最後の一文にとどめる
  6. 月末に数字を見る:開封率、リッチメニューのクリック数、ブロック数を記録し、反応がよかったテーマを翌月も続ける

配信回数を急に増やすとブロックされやすくなります。最初の3ヶ月は月2〜4回を守り、ブロック率が配信ごとに1%を超えるようなら頻度か内容を見直してください。

外注すべきか判断するチェックリスト

次の項目のうち3つ以上当てはまる場合は、外注を検討する価値があります。

  • アカウントを作ったが、直近2ヶ月で一斉配信を1回もしていない
  • 友だち数が200人を超えているのに、ステップ配信を設定していない
  • 平日の予約枠が8割以上埋まっていて、配信の文面を考える時間がない
  • スタッフに任せたいが、文面の質や表現のチェックができる人がいない
  • 配信しても開封率やクリック数を見ておらず、効果がわからない

手順は理解できても手が回らない場合は、整骨院・整体院の公式LINE運用代行(月25,000円)のように、構築と月8回の配信をまとめて任せる選択肢もあります。最低契約期間や初期費用の有無は会社ごとに違うため、比べてから決めてください。

代行会社を選ぶときの注意点

料金だけで選ぶと、配信が届いても予約につながらないことがあります。見積もりの段階で次の点を確認してください。

  • 整骨院・整体院の配信実績があるか:飲食店や美容室向けの文面は、症状の説明や来院頻度の考え方が合わないことがあります
  • 月の配信回数と作業範囲が明記されているか:「運用一式」とだけ書かれた見積もりは、後から追加費用が出やすい傾向があります
  • アカウントの管理権限が院に残るか:解約後も友だちリストや配信履歴を院で使えるかを契約前に確かめます
  • 毎月の数字を報告してくれるか:開封率・クリック数・予約数の推移が見えないと、続けるかどうか判断できません

バディフルの支援事例

バディフルではこれまで500院以上の整体院・治療院の集客・経営をサポートしてきた中で、公式LINEは「新規を集める道具」より「来院した患者さんに戻ってきてもらう道具」として成果が出やすいと感じています。

ある整骨院(友だち約350人)では、アカウントはあるものの配信が半年止まっていました。来院翌日・3日後・14日後のステップ配信を設定し、一斉配信を月4回に整えたところ、3ヶ月で2回目の来院率が約42%から約55%に上がりました。配信テーマは「デスクワークの首こり」「眠りが浅いときのセルフケア」など、患者さんの相談内容から選んでいます。

直近の相談院でサーチコンソールを確認すると、自律神経や精神系キーワードからの流入が増えているケースが目立ちます。こうした悩みは1回の施術で終わりにくいため、LINEで継続的に情報を届ける効果が出やすいテーマです。

また、広告費をかける前にサイトの導線を整えることで、費用をかけずに予約率が改善した院も複数あります。ホームページやLINEのリッチメニューから予約ページまでのボタンを2クリック以内にまとめるだけでも、問い合わせの取りこぼしは減らせます。

よくある質問(FAQ)

Q: 友だちが50人ほどしかいませんが、運用代行を頼む意味はありますか?
A: 友だち50人なら月200通の無料プランで月4回まで送れるため、まずは自分で運用するのがおすすめです。受付でのQRコード案内で友だちを増やし、200人を超えて配信が負担になった段階で外注を検討すると費用対効果が合いやすくなります。
Q: 運用代行に任せると、患者さんからのチャット返信もしてもらえますか?
A: 多くの代行会社は配信の作成と分析が中心で、個別のチャット返信は対象外です。体の相談や予約変更は院が責任を持って答える内容なので、返信は院長かスタッフが担当し、よくある質問だけ自動応答にする形が一般的です。
Q: 一斉配信は月何回くらいが適切ですか?
A: 始めたばかりの院は月2〜4回が目安です。患者さんとの関係ができ、ブロック率が1%未満で落ち着いていれば月8回程度まで増やせます。回数よりも、季節の不調やセルフケアなど患者さんの役に立つ内容かどうかを優先してください。
Q: 代行を解約したら、作ったリッチメニューや配信は使えなくなりますか?
A: 院のアカウントで構築していれば、解約後もリッチメニューやステップ配信は残ります。ただし代行会社のアカウントで運用している場合は引き継げないことがあるため、契約前に管理権限が院に残るかを必ず確認してください。

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バディフル編集部

整体院・治療院の予約システム「バディフル」を運営する株式会社co-nectの編集チーム。500院以上の予約・カルテの運用支援で見えた実務を、院長向けにまとめています。

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