整体院のLINEリッチメニューの作り方|予約・料金・アクセスを並べる6分割テンプレート
この記事の目次(8項目)
整体院のLINEリッチメニューの作り方を、予約・料金・アクセスを並べる6分割テンプレートで解説します。画像の準備から設定、配置の考え方まで、院長が自分で作れる手順にまとめました。
- 整体院のリッチメニューに入れる6つのボタンと、押されやすい並べ方
- 6分割・4分割・3分割など、テンプレートごとの違いを比べた表
- LINE公式アカウントの管理画面で設定する5つのステップと画像の規格(2500×1686px・1MB以下)
- 設定したあとに見る数字と、ボタンを入れ替える判断の仕方
- 導線を整えて、広告費をかけずに予約率を上げた支援事例
リッチメニューとは|LINEのトーク画面で「いつも見える入口」
リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面の下に固定で表示される、画像のメニューです。友だちがトークを開くたびに目に入るため、整体院にとっては「予約ボタンが付いた看板」をスマホの中に置いているのと同じです。
LINEの国内月間利用者数は約9,700万人です(出典:LINEヤフー株式会社、2024年3月末時点)。患者さんの多くは、電話やWebサイトより先にLINEを開きます。ところが、友だち登録はしてもらえているのに、リッチメニューを設定していない、または開院時に作ったまま何年も変えていない院が少なくありません。せっかく登録してもらっても、トーク画面に入口がなければ、予約や問い合わせにはつながりにくくなります。
リッチメニューは、メッセージの配信通数としては数えられないため、無料のコミュニケーションプランでも使えます。費用をかけずに改善できる、効果の大きい施策のひとつです。
6分割テンプレートに並べる6つのボタン
整体院におすすめなのは、大サイズの「6分割」テンプレートです。上の段に3つ、下の段に3つのボタンを置けるので、初めての患者さんが知りたいことと、通院中の患者さんが使う機能を1画面にまとめられます。人の目は左上から右へ動くため、いちばん押してほしい「予約」は左上に置きます。
- 上段・左:Web予約(リンク)…予約システムの予約ページへ直接つなぐ。ボタンの色を変えて目立たせる
- 上段・中:料金・メニュー(リンク)…自院サイトの料金ページへ。初回料金をはっきり見せる
- 上段・右:アクセス(リンク)…Googleマップへ。駐車場の有無も書いておく
- 下段・左:お悩み別の施術(リンク)…腰痛・肩こり・自律神経など、症状別の説明ページへ
- 下段・中:初めての方へ(リンク)…施術の流れ・所要時間・服装のページへ
- 下段・右:クーポン/ショップカード(クーポン・ショップカード)…再来院のきっかけ作りに使う
電話予約が中心の院は、下段・右を「電話する」(電話番号のリンク)に替えてもかまいません。大切なのは、患者さんが「次に何をすればいいか」で迷わない並べ方にすることです。
分割数ごとの違いを比較|6分割が整体院に合う理由
管理画面には、大サイズと小サイズで複数のテンプレートが用意されています。主なものを比べると次のとおりです(画像サイズの出典:LINE公式アカウント ヘルプ「リッチメニューの画像サイズ」)。
| テンプレート | 画像サイズ(推奨) | ボタン数 | 向いている院 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 大・6分割 | 2500×1686px | 6 | 予約・料金・アクセスを全部見せたい院 | 文字を短くしないと読みにくい |
| 大・4分割 | 2500×1686px | 4 | メニュー数が少ない一人院長の院 | 症状別やクーポンが入りきらない |
| 大・3分割(上1+下2) | 2500×1686px | 3 | 予約をとにかく大きく見せたい院 | 伝えられる情報が少ない |
| 小・3分割 | 2500×843px | 3 | トーク画面を広く使いたい院 | 高齢の患者さんには小さく見える |
| 小・2分割 | 2500×843px | 2 | 予約と電話だけで足りる院 | 料金やアクセスへの導線がない |
初診の患者さんは「いくらかかるか」「どこにあるか」「どう予約するか」の3つを確かめてから予約します。この3つに通院中の患者さん向けの機能まで載せられるのは6分割だけなので、まずは6分割で始め、数字を見ながら調整するのが無難です。
リッチメニューの作り方|管理画面で設定する5ステップ
パソコンでLINE Official Account Managerにログインして進めます。画像を先に用意しておけば、設定そのものは30分ほどで終わります。
- リッチメニューの作成画面を開く:管理画面の「ホーム」→「リッチメニュー」→「作成」を押します。
- タイトルと表示期間を決める:タイトルは管理用で、患者さんには見えません。「2026秋_通常版」のように時期が分かる名前にすると、あとで差し替えるときに迷いません。表示期間は、季節の企画がなければ長めに設定します。
- テンプレートを選ぶ:「テンプレートを選択」から大サイズの6分割を選びます。
- 画像をアップロードする:2500×1686px、JPGまたはPNG、1MB以下の画像を用意します。Canvaなどのデザインツールでサイズを指定して作れば、専門的な知識がなくても作れます。
- 各ボタンにアクションを割り当てて保存する:A〜Fの各エリアに「リンク」「クーポン」「ショップカード」などを設定します。メニューバーの文字(最大14文字)は「予約・料金はこちら」のように具体的にし、「メニューのデフォルト表示」を「表示する」にして保存します。
保存したら、必ず自分のスマホで友だち追加して、6つのボタンを1つずつ押して確かめます。リンク切れや、予約ページではなくトップページに飛んでしまう設定ミスは、この確認でほとんど防げます。
押されるリッチメニューにする画像デザインのコツ
リッチメニューはスマホの画面幅いっぱいに表示されますが、1つのボタンは名刺より小さくなります。次の点を意識すると、押されやすくなります。
- ボタンの文字は「予約する」「料金」など6文字以内に絞り、太く大きくする
- 予約ボタンだけ院のテーマカラーで塗り、ほかのボタンは白やグレーで控えめにする
- 写真は使うとしても1枚まで。文字が読みにくくなる写真の背景は避ける
- アイコン(カレンダー、地図、財布など)を文字に添えて、ひと目で意味が伝わるようにする
- 50代以上の患者さんが多い院は、文字の大きさを優先し、6分割でも情報を詰め込みすぎない
設定後に見る数字と、自分で手が回らないときの選択肢
リッチメニューは作って終わりではありません。管理画面の「分析」→「リッチメニュー」では、表示回数やボタンごとのクリック数を確認できます。予約ボタンのリンクにUTMパラメータを付けておけば、GA4でも「LINEから来た人が予約を完了したか」まで追えます。
目安として、月に1回はボタンごとのクリック数を確認し、ほとんど押されていないボタンは別の内容に入れ替えます。例えば「初めての方へ」が押されていないなら、「よくある質問」に変えて反応を比べます。季節ごとの企画がある月は、表示期間を設定した別のメニューを用意しておくと、切り替え忘れも防げます。
ただ、ステップ配信や一斉配信、タグ付けまで含めて毎月見直すとなると、施術の合間に続けるのは簡単ではありません。自分で作って運用してみて手が回らないと感じたら、整骨院・整体院の公式LINE運用代行(月25,000円)のように、リッチメニューの作成から配信まで任せる方法もあります。
バディフルの支援事例
バディフルではこれまで500院以上の整体院・治療院の集客・経営をサポートしてきた中で、LINEの友だちは多いのに予約につながらない、という相談を何度も受けてきました。原因を見ると、リッチメニューがないか、あっても「院の紹介」「ブログ」など、予約から遠いボタンばかりが並んでいるケースがほとんどです。
ある一人院長の整体院では、友だち約400人に対して、LINE経由の予約は月8件ほどでした。リッチメニューを6分割に作り直し、左上に予約ボタン、上段に料金とアクセスを置いたところ、3ヶ月後にはLINE経由の予約が月15件まで増えました。広告費は1円も増やしていません。
また、直近の相談院でサーチコンソールを確認すると、自律神経や精神系キーワードからの流入が増えているケースが目立ちます。この院では、下段の「お悩み別の施術」から自律神経のページに直接つながるように変えたところ、そのボタンが6つの中で2番目に多く押されるようになりました。検索で増えている悩みを、LINEの入口にもそのまま反映させた形です。
このように、広告費をかける前にサイトの導線を整えることで、費用をかけずに予約率が改善した院も複数あります。リッチメニューは、その導線のなかでもいちばん手を付けやすい場所です。
よくある質問(FAQ)
- Q: 無料プランでもリッチメニューは使えますか?
- A: 使えます。リッチメニューはメッセージの配信通数として数えられないため、無料のコミュニケーションプランでも、有料のライトプランやスタンダードプランと同じように作成・表示できます。まずは無料のまま設定して大丈夫です。
- Q: 予約ボタンのリンク先はどこにすればよいですか?
- A: 院のトップページではなく、予約システムの予約画面に直接つなぐのがおすすめです。ページを1つ挟むだけで離脱が増えます。メニュー選択から始まる画面を設定し、スマホで最後まで予約できるか確かめてください。
- Q: リッチメニューはどのくらいの頻度で変えるべきですか?
- A: 通常のメニューは月1回クリック数を見て、押されないボタンだけ入れ替えれば十分です。季節の企画がある時期は、表示期間を決めた別のメニューを作っておくと、年2〜4回の切り替えを忘れずに運用できます。
- Q: デザインの経験がなくても画像は作れますか?
- A: 作れます。Canvaなどのツールで2500×1686pxのサイズを指定し、6つの枠に文字とアイコンを並べるだけで形になります。凝った写真より、大きな文字と予約ボタンの色分けを優先したほうが押されやすくなります。
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