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整体院のYahoo!広告活用法|Google広告と使い分けてシニア層の新患を獲得する設定

約9分で読めます バディフル編集部

この記事の目次(6項目)
  1. なぜ整体院にYahoo!広告が必要なのか|シニア層の検索行動
  2. Google広告とYahoo!広告の違い【比較表】
  3. 整体院がYahoo広告の検索広告でシニアを狙う7つの設定
  4. 予算配分の目安|まずは「Google 7:Yahoo! 3」から
  5. バディフルの支援事例
  6. よくある質問(FAQ)

整体院がYahoo広告の検索広告を使うと、Google広告だけでは届きにくいシニア層の新患にも広告を見てもらえます。Google広告との使い分けと設定手順を解説します。

この記事でわかること

  • Google広告だけではYahoo!検索の広告枠に表示されない理由と、シニア層への影響
  • Google広告とYahoo!広告(検索広告)の違いがひと目でわかる比較表
  • シニア層の新患を狙う配信時間・地域・PC入札・キーワードの7つの設定手順
  • 月3万〜10万円の広告予算をGoogleとYahoo!に配分するときの目安
  • Yahoo!検索広告を追加して3ヶ月で新患が月8件から13件に増えた支援事例
結論:整体院の広告予算は、Google広告に7割、Yahoo!検索広告に3割を配分するところから始めます。Yahoo!側は平日の午前を中心に配信し、PCの入札は下げないでください。60代以上の新患を取りこぼしにくくなります。

なぜ整体院にYahoo!広告が必要なのか|シニア層の検索行動

「うちの患者さんは年配の方が多いけれど、Google広告だけで足りているのだろうか」。膝・腰・股関節の痛みで来院する60代以上の患者さんが多い院では、院長からよくこの相談を受けます。

StatCounterの調査では、日本の検索エンジンのシェアはGoogleが約8割、Yahoo!が約1割です。全体で見れば1割ほどですが、パソコンでの検索に限るとYahoo!の割合はもっと高くなります。ブラウザのトップページをYahoo! JAPANに設定したまま、ニュースや天気を見るついでに検索する人が多いからです。こうした使い方は、長年同じパソコンを使っているシニア層によく見られます。

シニア層はネットを使わない、という思い込みも見直したほうがよいでしょう。総務省「通信利用動向調査」によると、インターネットを利用する人の割合は60代で約9割、70代でも6割を超えています。体の不調を検索で調べてから院を選ぶのは、今ではシニア層でも当たり前の行動です。

もう一つ押さえておきたい点があります。Yahoo!検索の自然検索結果にはGoogleの検索技術が使われていますが、広告枠はYahoo!広告が管理する別の枠です。Google広告にだけ出稿していると、Yahoo!で「膝の痛み 整体 ○○市」と検索した人の画面には広告が表示されません。Google広告だけで「リスティングは十分」と考えている院は、この1割の検索者をまるごと取りこぼしています。

Google広告とYahoo!広告の違い【比較表】

どちらも検索キーワードに連動して表示される点は同じです。違いは、広告が表示される場所と、検索している人の層にあります。整体院の集客にかかわる項目に絞って比べると、次のとおりです。

項目 Google広告(検索) Yahoo!広告(検索広告)
主な掲載面 Google検索、Googleマップ、検索パートナー Yahoo! JAPAN検索、提携サイトの検索結果
検索シェア(StatCounter) 約8割 約1割(PCでの検索では比率が高い)
利用者層の傾向 20〜50代のスマホ利用が中心 50代以上・PC利用者の比率が高い
競合の多さ 多い(クリック単価が上がりやすい) 比較的少ない(同じキーワードでも単価が下がる場合がある)
シニアへの寄せ方 年齢による入札調整が可能 時間帯・地域・デバイスの設定で寄せる
向いている院 幅広い年齢層を対象にする院、スマホ予約が中心の院 膝・腰・股関節の悩みなどシニア層が多い院、電話予約が多い院

使い分けの基本は「Googleで量を取り、Yahoo!で取りこぼしを拾う」ことです。Google広告の始め方は関連コラムで詳しく解説しているので、ここではYahoo!広告を追加するときの設定に絞って説明します。

整体院がYahoo広告の検索広告でシニアを狙う7つの設定

Yahoo!広告の管理画面はGoogle広告と同じような構成ですが、そのまま同じ設定をコピーすると、シニア層を狙う効果が弱くなります。次の7つの手順で設定してください。

  1. 配信地域を商圏に絞る:シニア層は通院できる距離が短い傾向があります。院を中心に半径3〜5km、または徒歩・バスで来られる市区町村に絞ります。
  2. 配信時間を平日の午前中心にする:バディフルの支援院のデータでは、60代以上の予約の問い合わせは平日の7時〜11時に集まる傾向がありました。この時間帯は入札を+20%にし、深夜は配信を止めます。
  3. PCの入札を下げない:Google広告では「スマホ優先」が定番ですが、Yahoo!検索広告ではPCからの問い合わせが多く入ります。最初の1ヶ月は調整をかけずに配信し、データを見てから判断しましょう。
  4. 症状×地域のキーワードを中心にする:「膝の痛み 整体 ○○市」「坐骨神経痛 整体」「股関節 痛い 歩くと」など、シニア特有の悩みと地域名を組み合わせます。「求人」「資格」「独学」「無料」は除外キーワードに入れます。
  5. 電話番号と安心材料を広告文に入れる:電話番号アセットを設定し、「駐車場あり」「段差なし」「初めての方も電話でご予約可」など、来院前の不安を減らす言葉を入れます。
  6. 広告から開くページをシニアが読みやすい作りにする:文字は16px以上にし、ページ上部に電話ボタンを置きます。Web予約の入力項目は名前・電話番号・希望日時の3つまでに減らします。
  7. 電話タップと予約完了の両方を計測する:電話予約が多い院ほど、Web予約の完了数だけを見ると広告の効果を小さく見誤ります。電話番号のタップもコンバージョンとして設定しましょう。

広告文には、効果を保証する表現(「必ず治る」「1回で改善」など)を使わないでください。整骨院・接骨院の場合は、柔道整復師法の広告規制で出せない表現もあります。審査で止まると配信開始が数日遅れるため、出稿前に規制の内容を確認しておくと安心です。

予算配分の目安|まずは「Google 7:Yahoo! 3」から

月の広告予算が3万〜10万円の院であれば、Googleに7割、Yahoo!に3割から始めることをおすすめします。60代以上の患者さんが6割を超える院では、Yahoo!の比率を4〜5割まで上げても問題ありません。

判断の基準は、1件の新患を獲得するためにかかった広告費(CPA)です。1ヶ月ごとにGoogleとYahoo!のCPAを比べ、安いほうに1割ずつ予算を移していきます。いきなり大きく配分を変えると、媒体が配信を最適化するための学習がやり直しになるので、少しずつ動かすのがポイントです。

バディフルの支援事例

バディフルではこれまで500院以上の整体院・治療院の集客・経営をサポートしてきた中で、Google広告だけを出していて、シニア層の検索を取りこぼしている院を数多く見てきました。

関東郊外にある、院長が一人で運営する整体院の例を紹介します。この院では患者さんの約6割が60代以上でしたが、広告はGoogle広告に月5万円を出しているだけで、新患は月8件ほどでした。そこで予算の総額は変えずに、月1.5万円をYahoo!検索広告に回しました。設定は上の7つの手順のとおりで、平日7時〜11時の入札を+20%、PCの入札は調整なし、キーワードは膝・腰・股関節の症状と市名を組み合わせたものに絞りました。

その結果、3ヶ月目には新患が月13件に増え、1件あたりの獲得費用は約6,250円から約3,850円に下がりました。Yahoo!経由の新患のうち7割が60代以上で、半分以上が電話での予約です。電話番号のタップを計測していなければ、Yahoo!広告は「効果が出ていない」と判断されていたはずです。

一方で気になる動きもあります。AI集客を謳う業者から高額の長期契約を迫られたという相談が、この3ヶ月で急増しています。「AIが自動で最適化するので任せてください」と言われ、広告の管理画面を見せてもらえないまま、12ヶ月の契約を結んでしまうケースです。Yahoo!広告もGoogle広告も、院が自分でアカウントを持てば少額から始められ、いつでも止められます。外部に運用を任せる場合も、契約の前に「管理画面の閲覧権限をもらえるか」「最低契約期間と解約の条件」「広告費と運用手数料が分けて請求されるか」の3点は必ず確認してください。

よくある質問(FAQ)

Q: Yahoo!広告とGoogle広告、予算が少ないならどちらから始めるべきですか?
A: 月3万円未満なら、まず検索数の多いGoogle広告で、問い合わせにつながるキーワードを見極めます。その中で成果が出た症状×地域のキーワードをYahoo!広告に移すのが効率的です。患者の6割以上が60代以上の院なら、最初から2〜3割をYahoo!に配分しても構いません。
Q: Yahoo!検索の結果はGoogleと同じなのに、なぜ別に広告を出す必要があるのですか?
A: Yahoo! JAPANの自然検索結果にはGoogleの検索技術が使われていますが、広告枠はYahoo!広告が管理しています。Google広告に出稿しているだけでは、Yahoo!検索の広告枠には表示されません。Yahoo!を使うシニア層に届けるには、両方への出稿が必要です。
Q: シニア向けの広告で注意すべき表現はありますか?
A: 「必ず治る」「○回で完治」など効果を保証する表現は、審査に落ちたり行政指導を受けたりする原因になります。症状名に「ご相談ください」を添える程度にとどめ、駐車場・段差なし・電話予約可といった安心材料で他院と差をつけましょう。
Q: 電話予約が多い院でも広告の効果を測れますか?
A: 測れます。電話番号のタップをコンバージョンとして計測し、受付で「何を見て来院したか」を聞いて予約システムの流入経路に記録すれば、広告から実際に来院した人数まで追えます。月に1回、広告の管理画面と予約データを突き合わせましょう。

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バディフル編集部

整体院・治療院の予約システム「バディフル」を運営する株式会社co-nectの編集チーム。500院以上の予約・カルテの運用支援で見えた実務を、院長向けにまとめています。

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