整体院の集客方法を費用と即効性で比較|広告・MEO・SEO・紹介・SNSの選び方
この記事の目次(6項目)
整体院の集客方法を比較すると、手法によって費用も効果が出るまでの期間も大きく違います。広告・MEO・SEO・紹介・SNSの5つを並べ、院の状況に合った選び方をまとめました。
- 広告・MEO・SEO・紹介・SNSの月の費用と、効果が出るまでの期間を比べた一覧表
- 「すぐ効く手法」と「時間をかけて育てる手法」の違いと組み合わせ方
- 開業直後・安定期など、院の状況別に集客方法を選ぶ4ステップ
- 広告費をかける前にサイトの導線を整えて、予約率を上げた支援事例
整体院の集客方法は「すぐ効く手法」と「育てる手法」に分かれる
整体院の集客方法はたくさんありますが、大きく分けると次の2種類です。
- すぐ効く手法:リスティング広告・SNS広告・チラシなど。お金を払えば数日で反応が出ますが、止めると新患も止まります。
- 育てる手法:MEO(Googleマップ対策)・SEO(ホームページ・ブログ)・紹介・SNSの通常投稿。効果が出るまで数ヶ月かかりますが、一度育てば費用をかけなくても患者が来続けます。
厚生労働省の「衛生行政報告例」では、柔道整復の施術所だけで全国に約5万か所あり、ここに民間資格の整体院が加わります。同じ商圏に競合がいるのが前提なので、1つの手法に頼るより、すぐ効く手法で目先の新患を確保しながら、育てる手法を積み上げるのが基本です。
整体院の集客方法を比較|費用・即効性・持続性の一覧表
5つの手法を、月の費用の目安、効果が出るまでの期間、やめた後に効果が残るかで比べました。費用は院長が自分で運用する場合の目安で、外注費や制作費は含みません。
| 手法 | 月の費用の目安 | 効果が出るまで | やめた後の効果 | 向いている院 |
|---|---|---|---|---|
| リスティング広告 | 広告費3万〜10万円 | 数日〜2週間 | 止めるとすぐ止まる | 開業直後・新メニュー開始時 |
| MEO(Googleビジネスプロフィール) | 0円〜 | 1〜3ヶ月 | 口コミ・写真が残る | 駅近・住宅地のすべての院 |
| SEO(ホームページ・ブログ) | 0円〜(制作費は別) | 3〜6ヶ月以上 | 記事が長く残る | 症状特化・自費中心の院 |
| 紹介 | 0円〜(特典の原価のみ) | 1〜2ヶ月 | 仕組みがあれば続く | リピート患者が多い院 |
| SNS(Instagram・LINE) | 0円〜(作業時間) | 3〜6ヶ月 | 投稿を止めると弱まる | 女性・産後・美容系メニューの院 |
表のとおり、即効性と持続性はほぼ逆の関係です。費用をかけずに始められる手法ほど、時間がかかります。以下で手法ごとのポイントを見ていきます。
リスティング広告:お金で時間を買う手法
「地域名+整体」「腰痛+整体+駅名」のように、来院の意思が強い人に表示できるのが強みです。たとえば月5万円・1クリック150円なら約330クリック、予約率3%で約10件の新患という計算になります(試算)。クリック単価は地域と競合の数で変わるため、Googleキーワードプランナーで事前に確認しましょう。
MEO:費用対効果がもっとも高い土台
Googleの調査(Think with Google)では、スマホで近くのお店を検索した人の76%が1日以内にそのお店を訪れています。また米BrightLocalの2023年調査では、地域のお店の口コミを読む消費者は98%でした。プロフィールの情報をそろえ、口コミを集めて返信するだけでも、費用0円で検索結果の見え方が変わります。
SEO:時間はかかるが資産になる
「坐骨神経痛 整体」「自律神経 整体 〇〇市」のような症状別のページは、一度上位に入れば広告費なしで新患を連れてきます。ただし評価されるまで3〜6ヶ月以上かかるため、開業直後のメインの集客手段には向きません。
紹介:もっとも信頼される入口
ニールセンの2021年調査では、知人からのおすすめを信頼する人は88%と、広告よりはるかに高い水準です。紹介カードや紹介特典を用意し、満足度が高いタイミング(症状が軽くなった3〜4回目など)で声をかけると、紹介が「たまたま」から「仕組み」に変わります。
SNS:認知と再来院の両方に効く
Instagramの国内月間利用者は約6,600万人(2023年・Meta発表)、LINEは約9,700万人(2024年・LINEヤフー発表)です。Instagramは院の雰囲気を伝えて新患を集め、LINEは来院した患者の再来院を促すというように、役割を分けて使うと効果が出やすくなります。
院の状況別|整体院の集客方法を選ぶ4ステップ
どの手法が正解かは、院の開業年数・予算・院長の時間によって変わります。次の4ステップで、自院に合う組み合わせを決めましょう。
- 今の数字を出す:月の新患数、予約経路(Google・HP・紹介・SNS)、ホームページを見た人のうち予約した割合を書き出します。経路がわからなければ、問診票に「当院を知ったきっかけ」の欄を加えます。
- 受け皿を先に整える:HPの予約ボタン、Googleビジネスプロフィールの営業時間・メニュー・写真、LINEの登録導線を確認します。受け皿が弱いまま広告を出すと、広告費が無駄になります。
- 「すぐ効く手法1つ+育てる手法1つ」を組む:開業1年目なら「リスティング広告+MEO」、安定期なら「紹介+SEO」のように、即効型と育成型を1つずつ組み合わせます。最初から5つすべてに手を出すと、どれも中途半端になります。
- 3ヶ月ごとに見直す:新患1人あたりの獲得費用(広告費÷新患数)と、経路別の新患数を比べ、反応が悪い手法は予算を減らして、伸びている手法に回します。
広告の設定やMEO・SEOの改善を自分で回す時間がとれない場合は、整体院・治療院の集客コンサル(月25,000円)に広告管理や定期MTGを任せるのも1つの選択肢です。まずは上の4ステップで自院の数字を出しておくと、自分でやるか任せるかを判断しやすくなります。
バディフルの支援事例
バディフルではこれまで500院以上の整体院・治療院の集客・経営をサポートしてきた中で、「広告を増やすより先に、今来ている人を予約につなげる」ほうが成果につながるケースを多く見てきました。
直近の相談院でサーチコンソールを確認すると、自律神経や精神系キーワードからの流入が増えているケースが目立ちます。「肩こり」「腰痛」だけでなく、「自律神経 整体」「不眠 整体」などで探す人に向けたページを用意しておくと、広告費をかけずに新しい入口を増やせます。
また、広告費をかける前にサイトの導線を整えることで、費用をかけずに予約率が改善した院も複数あります。ある院では、スマホで画面下に予約ボタンを固定表示し、料金ページからも予約に進めるようにしたところ、3ヶ月でHP経由の予約が月8件から14件に増えました。広告費は変えていません。別の院では、Googleビジネスプロフィールの写真とメニューを整えて口コミへの返信を続けた結果、半年で地図検索からの電話・予約が約1.5倍になりました。
どちらの院も、新しい手法を足す前に「受け皿」を直したことが成果につながっています。
集客方法を比較するときに失敗しやすい3つのパターン
- 広告だけに頼る:広告費が上がり続けても止められなくなります。広告で来た患者をLINE登録や次回予約につなげ、紹介・口コミへ回しましょう。
- 育てる手法を1〜2ヶ月で諦める:SEOやSNSは3〜6ヶ月かかるのが普通です。始める前に、評価する時期を決めておきます。
- 経路を測っていない:どの手法から来たかわからないと、比較も見直しもできません。問診票と予約システムで経路を記録しましょう。
よくある質問(FAQ)
- Q: 開業したばかりで予算が少ない場合、どの集客方法から始めるべきですか?
- A: まずは費用がかからないGoogleビジネスプロフィールを整え、写真・メニュー・営業時間を登録しましょう。そのうえで余裕があれば月3万円程度のリスティング広告を足すと、MEOが育つまでの新患を補えます。
- Q: SEOとMEOはどちらを優先すべきですか?
- A: 地域名で探す患者を早く取りたいならMEOが先です。MEOは1〜3ヶ月で変化が出やすい一方、SEOは3〜6ヶ月以上かかります。MEOで来院を確保しながら、症状別ページを月2〜4本ずつ増やすのが現実的です。
- Q: 広告を止めると患者が減りませんか?
- A: 広告からの新患は、出稿を止めると減ります。そのため広告期間中に来た患者をLINE登録や次回予約につなげ、紹介や口コミへ回す仕組みを作っておくことが大切です。広告は入口と割り切りましょう。
- Q: SNSは毎日投稿しないと効果がありませんか?
- A: 毎日でなくても、週2〜3回を続ければ十分です。大事なのは頻度より、悩み別の役立つ情報と院の雰囲気が伝わる投稿を続けることです。プロフィールから予約ページへの導線も必ず用意しておきましょう。
関連コラム
- 整体院のLINEリッチメニューの作り方|予約・料金・アクセスを並べる6分割テンプレート
- 整体院・治療院の集客コンサルの費用相場と選び方|月額・成果報酬・スポットを比較
- 公式LINEの運用は外注すべき?整骨院・整体院が代行に任せる範囲と月額の目安
集客・経営でお悩みの院長様は、バディフルへの無料相談からお気軽にご連絡ください。

集客の次は、予約とリピートを仕組みに。
予約・カルテで500院以上の院を支えています。